でぃばらの丸の内インベスター通信

国際政治、国内選挙など、投資家界隈でアンテナに引っかかった情報。

<5/17(水)>ワグネルとアフリカ② カメルーンのドゥアラ港を通じた輸送ルート

ワグネルに関するドイツメディアDWの記事を読んだのですが、面白かったので共有。

More than mercenaries: Russia's Wagner Group in Africa

<ポイント>

1 ロシア政府はワグネルをアフリカにおけるフロント企業として使っている

2ワグネルは、10以上のアフリカの国に政治的、経済的、軍事的な影響力を持っている。

3スーダンの資源はロシアにとって重要であり、スーダンはロシア、ワグネルにとっての重要な国

記事によるとスーダンの金などの資源はワグネルの影響力の強い中央アフリカ(CAR)の首都バンギに運ばれたあと、隣国カメルーンのドゥアラ港などを通じて海外に運ばれているという疑惑があるとのこと。

ワグネルの護衛のもと資源がロシアまで運ばれているとのこと。

ちなみにそうしたルートについては下記の記事が詳しい。

CAR – Cameroon: An investigation into the Wagner Group’s African financial model

 

記事を読んでて、こんな映画顔負けのことがまだ行われているとしたら、国連含め何をやっているのだ!と思ってしまう。この状況であれば、確かにどんなに経済制裁してもこういう抜け道使われて効果ないですよね。どうするのがベストなのか、、各国考える必要がありそうです。

それではまた!