でぃばらの丸の内インベスター通信

国際政治、国内選挙など、投資家界隈でアンテナに引っかかった情報。

<6/29(木)>消えたウクライナ産穀物の行方、衛星画像による追跡

前回の続き。

ミロトヴォレツが、SeaKrimeプロジェクトで、ロシアに盗まれたウクライナさんの穀物を追跡しているという話しがあったが、べリングキャットも同様の取り組みをしている。こちらの記事では、衛星画像から、クリミアの主要港セヴァストポリに停泊している船舶の動向などを確認している。

Grain Trail: Tracking Russia's Ghost Ships with Satellite Imagery(Bellingcat)

記事によると、船についている船舶自動識別装置(AIS)のデータ上はほとんど港での動きは見られないが、プラネットやSAR画像などの衛星データ上では船舶の日常的な運行が見られたとのこと。

ちなみにSAR画像については下記の記事が詳しかった。

注目され始めたSAR画像×船舶×機械学習を概観する(宙畑)

AISについては、テロを防ぐために大型船なんかでは設置が義務付けられてるようだが、当たり前だが犯罪者はそれをオフにして活動しているようだ。

それではまた!